これから新築一戸建てを建てたいなら、ローンを組んで購入するのが一般的ですね。
住宅ローンにはさまざまな種類があり、金利や返済方法も異なります。
そこで、住宅ローンの選び方について、知っておいたほうがいいポイントをご紹介します。
新築一戸建ての住宅ローン：種類
住宅ローンは、たくさんの民間銀行が提供していますが、金利によって種類わけできます。
金利が変動しないものや、半年ごとに見直されるもの、一定期間固定されるものなどがあります。
ローンの利率が固定される場合は、返済金額に変化が生じません。
利率が上昇したとしても、借入時の利率のままでお金を借りられるため、返済計画を立てやすいですね。
利率が変動するタイプでは、返済時の状況によって返済総額が上がったり下がったりする可能性があります。
一概にどちらのほうがお得であるかは判断が難しいため、自分自身のライフプランに合ったものを選びましょう。
また、フラット35というサービスがあり、こちらは民間融資と公的融資の中間型のローンです。
民間の住宅ローンを住宅金融支援機構が買い取り、それを証券化して投資家に転売して成り立っています。
金利はずっと固定され、繰り上げ返済手数料がかからず、保証人も不要なのが特徴です。
さらに財形住宅融資という方法もあり、こちらは勤務先の財形貯蓄によって利用できる制度です。
勤務先で財形貯蓄をしていることが条件で、最大で財形貯蓄の10倍の融資を受けられます。
新築一戸建ての住宅ローン：返済方法
住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。
元利均等返済とは、毎月の返済額が一定になる方式です。
返済計画は立てやすいのですが、元金均等返済よりも合計の返済額は多くなります。
一方、元金均等返済とは、返済額のうち元金が毎月一定額となる方式のことです。
こちらの場合は、返済が進むにつれ元金が減っていくので、毎月の返済額も減少していきます。
当初の返済金額は、元利均等返済よりも高くなるので、借入時に必要とされる収入は高くなります。
まとめ
新築一戸建てを購入するために融資を受ける方法はいくつも存在します。
選び方としては、金利や返済方法、今後のライフプランなどを考慮して考えましょう。
自分に合った選び方をすることで、新築一戸建てを購入した後で返済に苦労しないですみますね。
将来の収入やライフスタイルの変化なども考慮して、リスクの少ない融資を受けるのがおすすめです。
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