通り土間とは、玄関などの出入り口から土足で入れる空間の事です。
現在でも、京都などの歴史がある長屋で見られますが、現在の住宅でそのような間取りを作るメリットはあるのでしょうか?
そこで今回は、戸建ての購入を検討している方向けに、間取りに通り土間のメリットとデメリットをご紹介いたしますので、家造りの参考になれば幸いです。
間取りに通り土間がある戸建てのメリットとは?
メリットとデメリットを紹介する前に、通り土間に使用される材料についてご紹介いたします。
材料は以下のものが使用されます。
●コンクリート
●モルタル
●タイル
●石
土間といえば、土というイメージがありますが、現代では衛生上、使用されることは少ないです。
土間のメリット①夏の暑さの軽減をできる
最近、筑西市でも37度を超える猛暑日が記録されたのは記憶に新しいと思います。
土間の一番のメリットは、夏の暑さを軽減できることです。
夏は外気温より地中の温度が低くなるので、構造や素材といった施工方法にもよりますが、地中の冷気を室内に入れることが可能です。
土間のメリット②土足で利用が可能で室内空間を仕切れる
土間は土足での利用が可能なため、靴を履いたままで利用できる空間を作れますし、土足での利用ができない部屋と仕切れます。
基本的には上記の事を活用できなければ、メリットは薄いです。
ご自身のライフスタイルを考え、土間をどう活用できるか検討することをオススメします。
間取りに通り土間がある戸建てのデメリットとは?
土間のメリットを理解した上で、デメリットについても理解を深めていきましょう。
土間のデメリット①居住空間のスペースが少なくなる
土間は上手く計画しないと、通路が多くなってしまい、移住する空間のスペースが少なくなります。
土間のデメリット②室内が分断され使いづらくなる
土間は場所によっては室内が分断され、使いづらくなります。
それなら、土間がある、もしくは作る必要がないのでは?と思われますが、各お部屋の利用目的を明確化することで、使いやすくなる事があります。
土間のデメリット③部屋が寒くなる
メリットの部分で、夏の暑さを軽減できるといいましたが、冬は逆に寒さを感じやすいかもしれません。
そのため、冬は寒さを軽減できるように工夫する必要があります。
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まとめ
土間は、玄関や庭を繋ぐ事で靴を履いたまま、玄関から庭に移動できますし、二世帯住宅の生活を壁で仕切るのではなく、通り土間を使用して仕切るといった使い方ができます。
上記以外にも玄関スペースから土間を経由し、駐車スペースに移動する動線を作るのも可能です。
土間をどう使えば良いのか、本当に必要なのか、ご自身のライフスタイルに合わせた生活ができると良いですね。
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