憧れの戸建てですが、購入資金がないと夢のまた夢。
ですが一度きりの人生、できれば自分だけの家がほしいですよね。
今回は、中古一戸建ての購入を検討されている方向けに、頭金なしでの購入は可能か、その他、購入の際に必要な諸費用などについても説明いたしますので、ご参考になれば幸いです。
頭金はなしでも中古一戸建ての購入は可能か
中古一戸建てをフルローン、つまり頭金なしで購入できるのかですが、結論から言うと可能です。
一般的には住宅を購入する際に必要な頭金は、売買額の2割ほどです。
例えば、総額3,000万の住宅を購入する際、2割の頭金である600万と手数料や諸費用を合わせ、だいたい900万ほど必要です。
約3割ほどの資金が必要なので、購入する方全員が用意できてはおらず、10組の内1組は頭金なしで購入しているそうです。
中古一戸建てを購入する際に必要な諸費用はどれくらい？
頭金なしでも住宅が購入できることがわかりました。
では、住宅価格以外にかかる諸費用はどれくらいなのか、また諸費用を含めた資金もローンを組めるのかを解説していきましょう。
借りられない可能性がある
諸費用やリフォーム費用を含めてローンを組めない可能性があります。
理由として新築と異なり、中古住宅は建物の価値が落ちた状態で購入します。
そのため、金融機関が評価した担保額と実際の購入価格が異なる場合があり、諸費用やリフォーム費用を自身で用意しなければなりません。
諸費用はどれくらいかかるのか
諸費用やリフォーム費用は、場合によっては自身で用意しなければならないことがわかりましたが、そもそも諸費用はどれくらいかかるのか、例にして解説していきましょう。
物件価格3,000万円の場合
融資に関する費用として
保証会社保証料：約60万円
保証会社事務手数料：約3万円
印紙代：約2万円
登記費用：約17万円
合計で約82万円かかります。
また、保険料として火災保険が約15万かかります。
住宅の取得に関する費用として
印紙税：約1万5千円
登録免許税：約10万円
仲介手数料：約100万円
合計、約111万5千円で計算します。
融資に関する費用、保険料、住宅の取得に関する費用を合計すると約208万5千円になります。
また、不動産取得税がかかるケースもあります。
そのため、購入価格の10%、今回の例に当てはめると300万ほど必要になるかもしれませんので、購入価格+10%を借りると考えておきましょう。
その他、リフォームをしなければならない箇所があれば、その分のリフォーム費用もかかりますので、注意してください。
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まとめ
少しややこしいですが、頭金なしでも住宅を購入できることがわかりました。
ただ、中古住宅は物件そのものの耐久面なども考慮して購入しなければなりません。
頭金なしのメリットとデメリット、中古住宅の状態などをきちんと理解し、私たち不動産会社や金融機関と相談した上で、皆さんの理想の住宅が購入できれば幸いです。
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