ソーラーパネルを設置している住宅は、昨今あたりまえのように見かけるようになりましたが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
今回は、住宅でのソーラーパネル設置に関するメリット・デメリットについて、まとめてみました。
住宅に設置されたソーラーパネルのメリットとは：ソーラーパネルとは
ソーラーパネルとは、太陽電池パネルとも呼ばれ、太陽光で発電を行うためのパネルです。
太陽からの光エネルギー（光子）による光起電力効果を応用して、電気を発生させる仕組みです。
住宅用ソーラーパネルの場合は、電気代を0円にすることが可能です。
しかし、これは、自家発電で電気代がかからなくなるという単純な仕組みではありません。
そもそも、太陽電池で発電した電気は直流電力であるため、直接利用することはできません。
また、自宅で利用する場合は、パワーコンディショナーが必要であり、その電力も自宅で使用する電力全てを賄うことができるほどハイパワーではありません。
また、ソーラーパネルについては、一般的に、設置に多額の費用がかかります。
発電した電力を家庭で全て消費せず、余剰分を電力会社に売却する方法もあります。
また、パワーコンディショナーには寿命があることや、メンテナンス費用なども考慮する必要があります。
住宅に設置されたソーラーパネルのメリットとは：メリット・デメリット
先に述べた仕組みを鑑みて、ソーラーパネルのメリットやデメリットを挙げていきます。
まずは、メリットについてです。
政府が再生可能エネルギーを後押ししているため、自治体などから補助金を受けることができる点です。
これにより、ソーラーパネル購入時にローンを組む方の償却期間は短くなり、将来的に利益を生むことができる可能性が高くなります。
また、現行では固定価格買い取り制度があるため、設置から10年間については決められた価格で電力を買い取ってもらうことができ、利益を生みやすいのもメリットと言えるでしょう。
他にも、非常時の備蓄電力として利用できたり、ソーラーパネルを導入している家庭に対してお得な電気料金プランが設けられていたりと、設置が促進されていることからの多くのメリットを受けることができます。
一方、デメリットについては、ソーラーパネルは太陽が出ていなければ発電ができないため、発電量が天候に左右されることが挙げられます。
また、購入すれば永久的に利用できるわけではなく、部品の買い替えが必要なのでコストがかかりますし、パネル設置によって家の外観を損ねる可能性もあります。
まとめ
ソーラーパネルとは、太陽光により電力を自家発電できる仕組みです。
省エネや環境問題が提起される今、設置に関するメリット・デメリットを十分に理解した上でソーラーパネルの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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