就職・結婚・出産などのタイミングで、不動産購入を検討する人は多いと思います。
「賃貸物件の家賃を払うのが勿体ないから不動産購入をしたほうがいい」「税金や維持費のことを考えると賃貸物件のほうがいい」などさまざまな意見があって、迷ってしまいますよね。
今回は、不動産購入に適したタイミングや不動産を購入する人の平均年齢について解説します。
不動産購入時の年齢によって変わるメリット・デメリットについても、あわせて解説します。
不動産購入のタイミングは?新築や中古などそれぞれの平均年齢
国土交通省の住宅市場動向調査によると、不動産を購入した人の平均年齢は戸建ての注文住宅で41.0歳、分譲マンションで44.1歳となっています。
上記の調査結果ではいずれも40代となっていますが、実際には30代で不動産購入する世帯が多いことがわかっています。
たとえば、分譲戸建て住宅を購入した人の平均年齢は、他のパターンより低い39.6歳となっています。
一方で中古戸建住宅を購入した人の平均年齢は45.8歳、中古マンションは47.2歳となり、新築に比べて年齢層が高くなっています。
50代後半になると、建て替えやリフォームをする人が多くなります。
不動産購入のタイミング 年齢別のメリット・デメリット
次に、30代や40代で不動産購入をおこなうメリット・デメリットについて解説します。
30代で不動産購入をするメリットは、住宅ローン返済期間が長くなり月々の返済額を安くできることです。
定年後にローンを支払う期間も短くなり、退職後の支払いの負担を減らせることも大きなメリットです。
一方、30代ではライフスタイルの変化(子どもの進学など)が多く購入に踏み切りにくい、車のローンなどと重なって住宅ローンの負担が大きくなりやすいなどのデメリットがあります。
また、30代前半の人は住宅ローンの審査に通過しにくい可能性もあります。
40代で不動産購入するメリットは、年収が上がることで住宅ローンの審査に通りやすくなり借り入れ方法の選択肢が増えることです。
より良い方法の住宅ローンを選ぶことができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
ただし30代よりも返済期間が短く、月々の返済額が高くなったり退職後も支払いが続いたりしやすいというデメリットがあります。
さらに、年齢によっては住宅ローン自体が組めないという可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
物件の形態や新築・中古によって違いがあるものの、不動産購入のタイミングとしては30代や40代が特に多くなっています。
月々の住宅ローン返済額を考慮するとなるべく早く購入したくなるかもしれませんが、家族のライフスタイル変化などを見据えて柔軟に考える必要があります。
購入のタイミングをしっかり見極めて、無理のない返済計画をたてることが大切です。
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不動産についてのご質問などがあれば、お気軽にご相談ください。